助産師が伝えたい ママが免疫力を上げる方法 入浴について

セルフケア

今日は、助産師である私からママへ 免疫力を上げる方法をお伝えします。インフルエンザが全国的に流行ってきています。皆さん、免疫力を上げてインフルエンザにかからない身体作りをしていきましょう!

助産師が伝えたい簡単にできる免疫力を高めるセルフケア

助産師として、そして3人の母として、日々子育てに追われながらも免疫をあげるために取り組んでいることがあります。今日はその方法についてお伝えしていきたいと思います。

免疫を上げる内容は至って簡単。

  • 睡眠
  • 入浴

この二点です。

すぐにでも実践可能なのでやってみてください。

先ず本日は入浴についてお話ししていきます。以前に、睡眠についても書いていますので、参考にしてみてください。リンク先

免疫力が上がる入浴方法

皆さんは、シャワーはですか?

だとしたらマズいです。特に冬場もシャワーでちゃっちゃと済ますなんてことしていないですよね??

ほとんどの病気の原因は、交感神経が優位になって血流障害を起こしたことによります。なので、体温を上げて血流改善をする入浴は、最も簡単な免疫力向上の手段と言えます。

にもかかわらず、先程質問した内容のように、日頃からシャワーで済ましてしまう人が少なくないのが現状です。

もちろん身体の汚れを落とすだけならシャワーだけでも十分でしょうが、健やかな毎日を送る、若々しい身体を保つという視点に立てば、これではダメです。きちんとお湯を貼って、心身をリラックスさせストレスを解消する必要があります。

また、単に入浴が身体にいいといっても、どの程度のお湯に、どのくらいの時間浸かるのがいいのかが問題です。『カラスの行水』という言葉がありますが、これでは身体は温まりません。

効果的な入浴方法

基本的には、だいたい自分の体温にプラス4度のお湯に、約10分程じっくり浸かれば、じわじわと体温が上昇してくるはずです。

また入浴といっても、肩まで浸からなければいけないというわけではありません。いわゆる半身浴も体温を上げる効果があります。ここで注意してほしいのが、半身浴をする場合 浸かっているいる間に湯の温度が下がらないようにすることです。

41度に10分間

私が実際に実践している入浴法です。だいたい体温プラス4度。子供達と一緒にお風呂に入るときも、必ず10分。

先に洗って待っていれば、結構10分なんてあっという間です。 

また、銭湯などお風呂に行った際も、いつもの温度以上ではなく、適温を心がけましょう。せっかく行くのだからと、いつも以上に温度が高いお湯に浸かると、逆に交感神経優位になってしまい、リラックス効果はなくなっちゃいます。

一つ、面白いデータがあるのでご紹介します。

ある会社で、入浴をする社員と、シャワーしか使わない社員のリンパ球を比較したものです。日々入浴する社員は、理想的な数値であったのに対し、日頃からシャワーしか使わない社員は、リンパ球が理想的な数値より少なく、逆に顆粒球はシャワー派の方が増えているという結果になりました。

これは、シャワー派の人は、交感神経優位の緊張状態が続いており、それに反して入浴派の人は、副交感神経優位のリラックス状態にあることを示しています。当然ながら、副交感神経が優位になれば交感神経が鎮められ、リンパ球過剰がもたらすアレルギー疾患などにも免疫力が正常に作用します。ひいては、血流効果が高まって、炎症治癒も早まることが期待できるのです。

皆さん、今日から入浴習慣をつけて 免疫力アップにつなげていきましょう。

また、ママには朗報。

実は、入浴は、代謝アップにも繋がります。日々忙しいママだからこそ、女子だからこそ、日々の習慣をより良いものにチェンジして行くだけで それがセルフケアになってきます。運動なんて頑張ろうとしないで、先ずは、入浴と睡眠から確実に行っていきましょう!

また、しっかり入浴することで、それだけでもダイエットになるなんて、一石二鳥ですね♬

では、また!

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