虐待する親の心理 どうすれば虐待をなくせるか

子育て

増え続ける虐待数

なかなか虐待死がなくならない。

  • むしゃくしゃしてそれを発散するため
  • つい手が出てしまって、、後で後悔
  • 躾が行き過ぎている

どれも虐待です。

その瞬間 悪意がなくても、それを子供が嫌だ!と受け取ってしまったら、

受け手が、どう思うかですよね。

まあ これってイジメの構図と似ている部分があります。

全く違う事といえば、関係性が絶対的なものである事。

子は親の扶養ですから、そこから脱してしまうと生きれない。

施設に入れば、大好きなお母さんと逢えない

幾ら虐待されても、子供が付いていく 逃げ出さないケースが多いのはそういった心理があります。

どんな場合でも虐待は起こりうる

ここで例を一つ。ごくごく一般的な核家族の構図です。

共働きの夫婦で子供2人

妻はフルタイムの勤務後に保育園にお迎えに行ってから、自宅に戻り夕食の支度をし ご飯を食べさせお風呂に入れる。

丁度そのタイミングで夫の帰宅。

無言の会話

妻はその後子供達の寝かしつけから、洗濯物の整理 洗い物までひと通りの家事を終わらした後、明日の保育園の準備を行い 疲れた身体を労わる事なく就寝。

朝は朝で誰よりも早く起きて 夜スイッチを入れておいた洗濯物を干しつつ朝食の準備。

合間で洗顔をパパッと行う。

なかなか愚図る保育園児を、

なんとか気持ちを持ち上げてという努力の元 日々格闘している。

1番忙しくて、1番イライラしやすいのが朝の時間。

そして保育園の送迎と共に出社。

その繰り返しの中に 虐待がない方が難しいのかもと考えてしまう。

明確な原因

参ってしまっているお母さんやお父さん

  • 夫への不満・妻への不満、不足
  • 育児家事に対する疲弊
  • 仕事の責任
  • 自分自身を見失っている
  • 何のために仕事しているか分からない

どれをとっても 夫、妻にとっては虐待要因に他ならない。

幾ら自治体が、政府が 虐待対策を取っても なくならないのは、そういった要因が絡まって出来ているからであって。

根本的な解決には至らない。

勢いに任せて叩いてしまい後悔するなんて事よくある話 私もそうだよ。

もう疲弊しまくっているママは、もう叱る事さえ出来なくなっている可能性がある。

その先に明るい未来なんてあるのか。

誰が見守る支えるのか

地域で子育てをする。

その中で大切なのは、防犯の為の声かけ運動ではなく、核家族を孤立させない

子育てシェアの為の声かけだ。

全然見知らぬ人同士が隣り合わせに住んでいる。

でも、ふとした事がきっかけで悩みを聞けたり、

色々とシェアできたり、

繋がれてサポートを得ることだって可能だ。

何も馴れ馴れしくする必要はない。

でも、一人一人の力が合わされば、微量な力が家族を救う力となる。

ボランティアではない。

あくまでシェアリング。利害関係は一切なし

見返りを求めない。見返りを考えなくて済むから、受ける側も受けやすい。

『ありがとう』その言葉だけで成り立つ世界。

育児をシェア 産後をシェア。

昔でいう『ついでに見ておくよ』『ついでにオカズ余分に作ったよ』

こんな会話が出来る地域ぐるみでのお付き合い

何も難しいことではない。けれど、他人と関わろうとしない人も多い。

あなた!老後幸せに生きたいでしょ♡

周りに心配してくれる家族以外の存在はいますか?

人同士の関係性ってもの凄く大事。

困った時はお互い様。

助けられたり助けたり。それがお互いではなく、違う人だっていいじゃない。恩を返していく。送っていく。リレーみたいなもんだね。

シャアも循環させる時代。

核家族で、見えない家族を見える家族に。

その為にはあなたのその一言その一歩が必要です。

虐待と向き合える世界を 地域から。

皆に幸あれ!

脱虐待!!

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