おしゃぶりと出っ歯 歯並びとの関係

子育て

おしゃぶりの使い方

おしゃぶりをすると、出っ歯になるとか言われた事ありませんか?

あれって、本当であり嘘でもあるんです。要は使い方次第です。

何が言いたいかと言うと、使う時間であったり、おしゃぶりをする時期を決める事。

大切な事は、時期を見て辞めることです。

1歳を過ぎたあたりから、早い子では自我が芽生えてきて、おしゃぶりを容易に外せなくなります。辞める時期としては、1歳前後が、ママの負担的にやり易いです。その時期を逃したら、結構外すのに苦労します。

長い子だと、5歳ぐらいまでおしゃぶりを付けている子もいますよね?

おしゃぶり使用の利点と欠点

おしゃぶりの利点

利点としては精神的安定、簡単に泣き止む、静かになる、入眠がスムース、母親の子育てのストレスが減るなどが挙げられます。

おしゃぶりの宣伝に使用されている「鼻呼吸や舌や顎の発達を促進する」は現時点では学問的に検証されていません。

おしゃぶりの欠点

欠点としては習慣性となりやすいことです。

長期間使用すると噛み合わせが悪くなる、子どもがどうして泣いているのかを考えないで使用する、あやすのが減る、ことば掛けが減る、ふれあいが減る、発語の機会が減るなどが挙げられます。
 5-6か月以降の乳児はなんでも口ヘもっていってしゃぶります。

これは目と手の協調運動の学習とともに、いろいろのものをしゃぶって形や味、性状を学習しているのであるので、大変発達過程において重要な事です。

その際に おしゃぶりを使用していると手で掴んでも口ヘ持っていくことができず、このような学習の機会が奪われることになってしまいます。

親の働きかけに対する声出しや、自分からの声出しもできない状態に自らしてしまっているんですよね。

おしゃぶりは一度使用すると長時間にわたり使用する傾向があるので、発達に必要なこのような機会が失われること考えられます。

しかしおしゃぶりが、愛着形成を阻害するという意見については学問的根拠はないんです。
 噛み合わせの異常は2歳頃までに使用を中止すれば発育とともに改善されると言われています。

したがって、おしゃぶりの害は乳臼歯が生え揃い、開咬や乳臼歯交差咬合などの噛み合わせの異常が存続しやすくなる2歳半から3歳過ぎになっても使用している場合が関係しています。

出っ歯になるは本当!?

出っ歯になったら困る。そう思いますよね?

私自身も出っ歯なので、とやかく言うこともないですが、

出っ歯になると、歯並びが悪いです。お顔の印象が変わってきます。

そう子供達にはなって欲しくはないので、『おしゃぶり』は使わなかった。って訳では実はないんです。

うちの子供達には合わなかったが正解です。

一人目の時は特に、おしゃぶりを五種類試し、そのどれもがお気に召さなかった長男。 そう言ったこともあって、おしゃぶり歴はかなり浅いです。 おしゃぶりを、睡眠のアイテムに用いたり、外出時の必須アイテムにする事は、一重にママの負担が軽減されます。そのように活用する事は大いに推奨しています。

ただ、一日中ずっとだと、口の筋肉であったり、お口の形や歯の生え方、また衛生的によろしくないので、時間だったり、ここぞと言う時のラッキーアイテム扱いで使用をしていただきたいです。

指吸いは退屈な時に出やすい

次に指吸いです。これは、どの子にも当てはまるのですが、指吸いしている時って、どんな時か ご存知ですか?

ぼーっとしていて、何もない退屈な時が多いんです。無意識で、口元に指を入れる行為が、『指吸い』です。

これも、『おしゃぶり』と同様に『出っ歯』になる要素。

なかなか無意識にしてしまう事なので、辞めさすことって難しいんですよね。

2歳の息子はあまりしませんが、5歳の長女はたまにまだ『指吸い』をしています。

辞めさせるのではなく、注意を向けさせる

『指吸い』自体をする時の対処法をお伝えします。

あ、指吸いしてる!ってママが思ったら、何か楽しいこと、面白いこと、興味が出てくることに誘ってみてください。

自ずと、指吸いをやめて、そっちに集中できたら、それでいいんです。

もう、習慣化されてしまっているものを辞めるってなかなか難しいですよね?

親の喫煙もそうですよね?

子供に悪いと思っていても、なかなか辞めれない。

それって、『おしゃぶり』や、『指吸い』以上に、日々の習慣になってしまっているんです。

おしゃぶりや、指吸い以前に、先ずはお子さんを見ること、そして日々の習慣を見直すことからやってみませんか?

全ての女性に幸あれ!女性性の解放を!

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