今日は、遺伝子組み換え食品についてお話ししていきます。
タイトルにある、NON-GMOは、非遺伝子組み換えのことです。
実は、日本人が最も多く、遺伝子組み換え(GM)作物を食べていると言われています。
主に流通しているのは、とうもろこし、大豆、なたね、わたの4種類。
いずれも国内の自給率が低く、輸入に依存しています。
輸入量でいうと、遺伝子組み換え作物の推定輸入量は、
- 大豆なら、247万トン(89.4%)
- とうもろこし 1027万トン(71.3%)
- なたね 225.2万トン(91.5%)
- わた 10.1万トン(94.2%)
これらの輸入量と、国内の米の消費量を比較すると、お米の約2倍のGM作物を輸入しているんです。
結構多くないですか?日本人の主食であるお米の生産量を優に越している。。。
どれだけ多くの量を輸入しているのかって。。。
値が、トンって聞くだけで、多いって事しかわかり兼ねますが、国内消費を海外に頼っている、まして遺伝子組み換え作物に頼っているってなってくると、今後の日本の食が、どんどん変化していくのは見えています。
遺伝子組み換えのメリット
1996年に導入された遺伝子組み換え(GM)作物も、単収の増加に大きな寄与をしています。KlümperとQaimは、GM作物は、非GM作物と比較して22%収量を増加させる効果があると報告しています。
収量の増加効果に加えて、GM作物は農法の革新により裏作を可能にしたことがさらなる生産量の増加をもたらしており、2015年にはGM作物が無ければ1,950万ヘクタールの農地(参考:日本の総農地面積は447万ヘクタール4)が追加で必要になった計算になります。6
これまでのGM作物による増収効果は、主に除草剤耐性作物や害虫抵抗性作物によってもたらされてきました。
現在、世界各地の大学や公的研究機関、企業で、干ばつ耐性作物や冠水耐性作物、窒素利用効率の高い品種などの開発が進んでいます。GM作物は、気候変動の影響を緩和しながら増大する人口を養っていくための、解決手段の1つになってはいます。
遺伝子組み換え食品との付き合い方
先ず、遺伝子組み換え自体は、それほど悪くないし、そうする事で、安く手に入るのはいい事。っていうのが、今までの考え方でした。
ただ、頑張って生産している農家の方に言わせたら、
農薬も減らして、
工夫して栄養価の高い野菜などを作っているので、
全くもって遺伝子組み換え食品とは別のものなんだって言われます。
私は、そういった生産者たちをしっかり応援していきたい。
そして、日本の国内生産量を上げていく。
国外からの輸入に頼らず。地産地消。
廃棄量が多い国日本
廃棄している食物の多さは知っていますよね?
それ、きちんと無駄なく使っていれば、消費量自体が減らせる。
人口自体減っているので、それは論理的にも可能だったりする。
GMが悪いんじゃなくて、
ちゃんと自分自身で食べるものを選んでいく視点が大切だ。
何を指標にするか 自分軸を持つ
GMかそうでないかというのは、
不自然でないか、自然であるかの違い。
それって、
人間が本来あるべき姿、穀物が自然に育つ姿。の事を意味しているし、
それによって健全なる肉体が作られる。
安全と言われている事も変わってくる
今まで、安全と言われていたものが、覆されることも良くある。それを行政組織ですら、実感している。
でも、実際に今安全て言われていても、それが害があると認められるのは、ずっと先であって、
その頃には、もうそれが当たり前になってしまっているのが現状。
いかに、私たち消費者が、生産者、製造者、開発者らの正しい声を聞き、賢い消費者にならないといけないかが理解できる。
今の社会の傾向
結構二極化していて、健康について、食について関心を示している人と、そうでない人とで分かれている。
関心の高い人にとっては、
- 無添加であるのが、当たり前になっている。
- 味覚破壊トリオを辞めていく。それら不使用を選ぶのも当たり前のようになっている。
- そして、NON-GMOの作物を食し、日本の農業を発展させる。
どれも、共通して言えるのが、健康であるために、自然なもので暮らしたいという考え方。
それについては、皆様々な立場ではあるので、ここでは何が悪い、どうしたらいいなんて言わないけれど、
せめて自分で決めて 何でも選択していってほしい。
安かろう悪かろうではなく、良いものだけを。
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